上記画像が正常に見られない方用↓
杖の基本的な正しい使い方
【杖の目的】
・杖は体重を支えるものではありません。
・体重を支えるのではなく、面積が広くなることで安定します。
【持つのは右手?左手?】
痛く無い方の足側に持つのが正解です。
【杖の正しい握り方とは?】
T字の上部分の両側を挟み込むようにして握る。
【杖の高さは?】
@位置はつま先より15cm前・15cm外側
A肘の角度は約30度曲げた状態。約30%がもっとも腕に力が入りやすいポジションだからです。
B高さは足の付け根、手首の高さ
【杖歩行】
最も安全な歩き方は 「3点歩行」です。
これは順番として、
杖→悪い足(杖と反対の足)→良い足(杖と同側の足)の順で歩く方法です。
安全な歩き方ですが、スピードは遅くなります。
悪い足でそれなりの体重を支えることが出来れば、「2点1点歩行」をお勧めします。
杖、悪い足(同時に出して)→良い足
両足に痛みがある方や、筋力が弱っている方は、「3点歩行」が良いと思います。
【階段での使い方】
・手すりにつかまる
・階段の杖はかえって危険
・手すりの方が安全で、 膝にも優しい
《上り》
手すり→痛く無い方の足→痛い足を上げて両足を揃える
《下り》
手すり→痛い方から下ろす→痛く無い足を下ろす
上りは、良い足から先に階段に乗せましょう。
逆に降りは、悪い足から先に降りていきます。
「行きはよいよい、 帰りはこわい」という語呂合わせ。
また一段毎、足を揃えながら進むと、より安全性が高まります。
ただし、手すりがある場合は、手すりをしっかりと掴んでいれば、杖は使わなくても大丈夫です。
杖は手すりをつかまない方の手で持ってください。
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